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1999年にEU加盟国のうちの11ヶ国で世界でも稀な統一通貨が導入されました。ヨーロッパの加盟国内であれば、ユーロという通貨が使えるという今までにない方式は話題を呼びました。2001年には、ギリシャがユーロ加盟しました。
ユーロが導入された1999年から翌2000年後半まで、ユーロ円相場は下落し、当初132円台だった相場は、一時89円まで下落してしまいました。その後、中央銀行の介入や蔵相会議などを経て、2003年5月に140円台をまで水準を保ちました。
現在、ヨーロッパの多くの国々でユーロを採用、もしくは、一部の地域でしようできるようになっています。流通量では、アメリカドルには負けてしまいますが、発行量においては、毎年アメリカドルを上回っている状況がつづいています。
ユーロの導入のメリットは、なんと言っても通過の交換手数料がかからないことです。通常、自国の通貨からドルに直して、その国の通貨を手に入れ、利益を確定するときは、又、逆の作業をしなければなりません。しかし、統一通貨であれば、そういった心配はありません。今後、ヨーロッパに限らず、様々な国において、ユーロを使える場面が増えてくるでしょう。EU諸国であれば関税が無料や出入国の審査免除といったメリットもあります。
反面デメリットは、経済政策を打ち出すのが難しくなります。例えば、ある国が好景気であり、公定歩合を引き上げ、流通通貨を減らしたとしても、国外から通貨が入ってくるため、思うようには政策が実行できなくなります。